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ブロックはチーム力をアップさせるプレー

ママさんバレーの普段の練習において、ブロックにどのくらいの練習時間をさいていますか?

 

ママさんバレーは、それぞれの選手に家庭があるので、限られた少ない時間で練習し、チーム力をアップさせて強くしていかないといけません。

 

体育館などの練習場所の使える時間が限られているようなら、ブロックだけに多くの時間をさくのは難しいかもしれません。

 

 

ですが、9人制のママさんバレーにおいてブロックは、チーム力をアップさせるために重要度の高い優先すべきプレーだと私は思っています。

 

なぜなら、ママさんバレーでもっとも大切なのがチームワークだからです。

 

ママさんバレーの現在の主流は前衛が4人、ないしは5人で3枚ブロックが基本になりますが、ラリーポイントを制するための戦術を行うためにも、ブロックに跳ぶ選手はもちろん、それ以外の選手の動きも重要になります。

 

 

というのも、レシーバーの役割であるスパイクレシーブはブロッカーが抑えられないエリアを守る大切なプレーになるからです。

 

例えば、5−1−3のフォーメーションの場合、ライトからのアタックではハーフライトがクロスに抜けるコースをカバーに入る。センターからのアタックに対しては、両サイドのハーフが抜けるコースを打ってくる相手スパイカーの攻撃に備える。

 

レフトからのアタックはハーフレフトがクロスに抜けるコースをカバーに入る。ブロックの役割は全てのボールをシャットアウトすることではなく、ワンタッチを含め、抜けるコースをカバーしたりと、相手のスパイカーに合わせたポジショニングも重要な要素。

 

 

よってレシーバーがスパイクレシーブする位置は、前衛のブロッカーの位置が決まってはじめて決まります。そのため、ブロッカーはどの位置で跳ぶかをいち早くはっきりさせるようにしなければなりません。

 

ただブロックはそれ一つのプレーだけで機能するわけではありません。その前後にあるサーブや前述のディグ(スパイクレシーブ)がなどが上手くいってこそ、ブロックが成立します。

 

サーブは相手を崩す最初の攻撃になりますが、いかに相手のサーブレシーブの返球を崩し、ネットから離れたところからセッターにトスをさせて、攻撃の選択肢を絞ることがポイントになります。

 

 

要は返球の位置とトスアップの位置で決まるといっていいでしょう。

 

サーブレシーブの状態を見定めて、ブロックの準備に入るようにし、サーブ、相手のサーブレシーブ、ブロック、スパイクレシーブ(ディグ)と一連の流れがつながるイメージで戦術をチームで共有できるように練習していくと良いかと思います。

 

そうしたことからもブロックはチーム力をアップさせるための優先度の高いプレーと言えるでしょう。

 

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