スパイクのスイングを速くする練習
ママさんバレーで、「スパイクを打つ時のスイングを速くしたい」なんてこと、ありませんか?
スイング(腕の振り)のスピードを上げれば、当然、速いスパイクが打てます。相手にブロックで触れられる前に打てるので、クイック攻撃などにも必要になります。
そして、クイックの中でも最高のスピードが要求されるのがAクイック。
セッターにボールが回ると同時にアタッカーはセッターの近くに動き、トスより少し先行するようなタイミングでジャンプして打ちます。
普通のAクイックのトスはネット30p位の高さで、ブロックをかわすためにはスイングを速くするのはもちろん、多方面に打てる技術も必要です。
また、同じAクイックでもトスの上げ方とジャンプのタイミングで変化をつけられます。
例えば、セミクイック。高めにあげるオープントスと低めに上げるクイックトスの中間に上げるのがセミクイックトスです。(オープンよりやや手前に、低いトスをあげます。)
また、セッターがジャンプトス等で飛距離が短くて速いトスを上げ、アタッカーがそのトスを空中で待ち構えるタイミングで打てるようになれば超速効になります。
そんなスパイクのスイングを速くする練習は、ネット際に立ち、トスを投げてもらい、連続してスイングを行いボールを打ちます。
その際、バックススイングはコンパクトに行います。腕を振り上げた位置でトスが上がるのを待つようにするのがコツでセッターはアタッカーのタイミングに合わせて、アタッカーは低いトスのほとんどは手首で打つのがポイントです。
なので、キレのあるスパイクを打ちたいなら、スナップの強化が必須。
それには、お風呂に入ったときに湯船の中で手首を振ることを毎日つつけてみましょう。(無理に力を入れてそんなに強くやる必要なし)
また、試合を想定してラリー中の速いテンポでもきちんとボールをミートできるように、正しいフォームでスイングしていくことも大切です。
いずれにしても、威力あるボールを打ちたいからと力んでしまってはスパイクは上手くいきません。スイングのスピードとミートを意識するほうがよほど威力あるスパイクが打てるでしょう。
そして、ノーブロックで好きなところに打ち込めれば、決定力もグンとアップするはずです。