ママさんバレー上達の極意とスパイク上達革命を比較した結果・・・
江上由美監修のママさんバレー上達の極意と元・全日本代表エースアタッカー加藤陽一監修のスパイク上達革命は「どちらがスパイクが上達するの?」という疑問があり、スパイク上達革命も購入しました。
9人制のママさんバレーのスパイカーは6人制のようにコートの中央や真下に叩きつけるようなスパイクを打つ機会って、6人制ほど多くはないと思ったからです。
というのも、ママさんバレーは、普通でも3人、多いときには4人のブロックに阻まれます。
どちらかというと、あしの長いコースをついていくようなスパイクやブロックアウトが多くなりがち。
当然、相手チームにもトスが上がってくる位置はわかるので、ブロックにもしっかりつかれてしまいます。
ラリー中のスパイクのほとんどは2段トスなので、これをいかに得点につなげられるか、どんな位置から上がってきたボールでも打ち返せるかが勝敗に大きく影響してくると思うのです。
そこで、収録内容や価格などを比較しながらどちらがおすすめかを考えてみます。
価格で比較!ママさんバレー上達の極意VSスパイク上達革命
ママさんバレー上達の極意とスパイク上達革命とも価格は税込で17,600円です。どたらもDVD2枚組。
ただ、スパイク上達革命は送料540円が無料なので、その分割安感がありますね。とは言え、ママさんバレー上達の極意とスパイク上達革命はコンセプトが違います。
ママさんバレー上達の極意は、ママさんバレーが上達するうえで必要な技術であるパス、トス、レシーブ、サーブ、ブロック、スパイク、更に戦術面でのファーメーション、ポジショニング等の全般が上手くなる基本技術&効率の良い練習方法や指導法が収録してあります。
一方、スパイク上達革命は、商品名通り、スパイクの上達に特化した内容のバレーボールDVDなので、価格では比較できない面があります。
収録内容で比較!ママさんバレー上達の極意VSスパイク上達革命
ママさんバレーのスパイクは、自分の今ある筋肉で上手く打てるようになることが必要。
ママさんバレー上達の極意は、上半身の体の捻りなど使い方やジャンプの仕方、タイミングの取り方などのアタックの基本となるポイント、さらに試合をイメージした戦術練習が分かりやすく説明してあります。
ただ、スパイクにもいろいろな悩みがあると思います。クイック攻撃でタイミングが合わないとか、助走の仕方とか、ライト側からアタックが打てないとか、ミートが上手くできない、トスがネットに近いときの打ち方がわからない、スパイクをふかしてしまう、被ってしまうなど、人によって様々です。
スパイク上達革命は、スパイクの上達に特化した内容だけに、ほとんどのスパイクの悩みが解決できると思います。
バレーボールの準備運動としてこれだけはやってほしいストレッチ、チューブ等を使ったトレーニングからネットを使ったフォーム作り、キャッチボール、スパイク動作の基本(下半身)、スパイクのバリエーション、時間差攻撃、バックアタック、平行トスの打ちこなし、ボールの回転のかけ方、フェイント、ジャンプのコツまで収録してあるんです。
総合評価
正直両バレーボールDVDとも監修者が実績ある信頼できる指導者だと思うのでどちらを購入しても大丈夫だと思います。
ママさんバレーはバックアタックのルールもないので、どこからスパイク打ち込んでもOK!
ネット近くからのスパイクには慣れているので、ブロックに跳べるけど、ネッから離れたところからのスパイクはコースが限定しにくく、引き気味になってブロックに付きにくいものです。
その結果、強いスパイクに対してはそれだけミスも少なくありません。
したがって、チームの得点力をアップさせたいなど、スパイクのみの上達に限って言えば、スパイクに特化しているスパイク上達革命のほうが内容が濃いのでおすすめです。
ただでさえママさんバレーでは、練習時間の確保ができないので、スパイクなどの反復練習が必要な個人技術を上達させるのは難しいからです。
もし、余裕があれば、両方購入すれば相乗効果が期待できると思います。