練習メニューの組み立て方
ママさんバレーの練習メニューで困っていませんか?
練習といっても、全員で行うウォーミングアップから始まり、ボールを使った導入的なものから技術向上、試合を見据えたチームの課題を基に行う練習など色々あります。
9人制のママさんバレーは年齢も経験も様々ですから、練習メニューの組み立て方は、チームの状況に合わせて工夫をしていくことが大切です。
例えば、時間を長くとれるチームなら余裕を持った練習メニューを組むことも出来るでしょうが、短い時間しかとれないようなら、いかに効率よく練習していくかが一つのテーマになるでしょう。
キャプテンや指導者の方なら、どのような練習メニューを組めばいいのか頭を悩ますこともあるのではないでしょうか。
そんな練習メニューを組むときに意識したいのは、選手を飽きさせないようにすることです。
例えば、ウォーミングアップ一つとっても毎回同じようにランニングでコートを回るのではなく、逆に回ったり、途中で肩を回しながら走ったり、ネット前を通過すするときにはサイドステップをするなど、色々なバリエーションが考えれますね。
ワンパターンでは、集中力もとぎれやすいので変化をつけて、「次は何をやるんだろう」と思わせるようにすれば、集中して練習に取り組めます。
もちろん、反復しなければいけない練習もあるので、つまらないと感じることでもきちんと説明することも必要です。
そして、ランニングやストレッチで身体をほぐしたら、その次はキャッチボールを必ずしておくといいでしょう。
その際は、サーブやスパイクなどを意識して自分の体を使ったキャッチボールをしていくことが大切です。
準備運動を十分に行うことで大半の怪我は防げますし、技術の上達にも繋がります。
次に対人パス、シート練習などの基本的なものをやり、レシーブの動きに慣れてきたら、スパイクなどのジャンプ系の練習に入っていくと良いかと思います。
また、実戦の時と同じように心拍数を高めていく中で、サーブ練習も入れていくといいかもしれませんし、試合前なら実際の試合を想定して、コンビネーションでの攻撃などもしっかりやっておいたほうがいいですね。
そして、最後はゲーム形式で行います。人数が足りない場合は、9対3や6対6など、変則的にやっても構いません。
そんなママさんバレーで練習メニューを組むときに押さえておきたいポイントは、まず目標とする大会を決めて、そこまでの残り期間で練習を組んでいくことです。
そのほうがチーム全員の方向性が一致しやすく効果的です。
また、メンバー全員が練習に参加出来るように役割を与えることでチームが団結します。
当然、まだ半年以上あるのに相手チームの対策などは立てれませんよね。この時期ではサーブやレシーブなど少ない人数でも出来る練習を中心に取り組み、この時に初心者の方は必要な技術を身につけましょう。
例えば、最初は大まかに1年とか半年で大まかな計画を立てるようにして、その次に3カ月、1カ月、1週間の練習メニューを立てるようにします。
サーブやレセプションを強化するために数多くこなしたり、試合前にはコンビなどの連携プレーの精度を上げるなど、具体的に決めていきます。
練習内容は最初は単純なものから徐々に難しいもの、量から質を重視し、部分練習から全体という流れでやっていくと良いと思います。
これはチームの実力やレベルに合わせて調整していきましょう。
バレーボールの練習に限ったことではありませんが、同じことばかりやっていたら飽きてしまって、だれできます。
時には難しいものから優しいものへと順番を逆にしたりと、変化をつけながら全員が楽しめるような練習メニューを組んでいきたいですね。
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