スパイクのスイングを身につける練習!ジャンプしないでも打てるようになろう
スパイクのスイングが上手くできていますか?
ママさんバレーのラリー中のスパイクの多くは、セッターが上げるトス以外の二段トスが多いはずです。
二段トスは後方などから乱れたボールを上がってくることも多く、相手ブロックもしっかりついてくるので、スパイクを決めるのは難しいものです。
ですが、ママさんバレーのネットの高さは、6人制の一般女子が2.24メートルに比べて、2.05メートルと低く設定してあり、身長が165センチのママさんなら跳ばなくても手を伸ばせば出る高さです。
そのため、スパイクはジャンプしないでも、レシーバーがいないエンドラインなどの長いコースなどを狙って打てば効果的なスパイクにもなります。
また、サイドラインを狙うのも良いですね。
ママさんバレーのスパイクの理想は、誰もがスパイクを打てるようになること。
後方からの二段トスが乱れた場合など、ジャンプしないでも空いているコースに抜いたり、相手ブロックに当てて弾き飛ばしたりできるようになるからです。
そのため、二段トスからでもスパイクを決められるかどうか、あるいは効果的な返球につなげられるかどうかが勝敗の分かれ目の一つになると私は思っています。
そこで重要になってくるのがスイングフォームです。
正しいスイングができていないと、狙ったコースにスパイク、あるいは返球の正確性も上がりません。
そしてスパイクのヒッティング感覚を身につけるのにいいのが、タオルを使ったスイング練習です。
やり方は簡単で、タオルをスパイクする利き手で持ち、両腕を後ろに引いてテイクバックをします。要はジャンプするつもりで行うということです。
そして、ボールがあると想定して、タオルを持っていないほうの手で狙いを定めて、肩の少し前でスイングをします。
その際はスイングすると同時に、狙いを定めるために使った反対の腕を引きよせます。
スイングはしっかり最後まで振り抜くようにします。このようにスイングすれば肩にも負担がかりません。
スイングがきちんとできていれば、紙鉄砲を手に持ってスイングすれば「パーン」と大きな音が鳴るはずです。
ママさんバレーは、トスが乱れて体勢が崩れた中でも、単に相手コートに返すのではなく、ジャンプしないでも狙ったコースにスパイクが打てるようになれば、得点チャンスもそれだけ増えてくるはずです。
それでなくても、今のご時世、人が集まるのもままならない中で、どのように練習をするかが課題になっていた人も多いと思います。
普段のチーム演習での課題の克服だったり、もっと自分の練習をしたいと考えることもあるでしょう。
チームとしての連携練習の前に、自身のスパイクのスイングフォームなど、プレーの質を高めることを自宅で練習を行ってみるのも、今のご時世に良いかと思います。