スパイクの決定力を上げるには?
ママさんバレーでも試合に勝つには、スパイカーの決定力をあげていくことが必要です。
それには、良いアタックが打てるのはもちろん、いかに相手ブロッカーをかわして打つことが出来るかがポイント。
相手ブロッカーをかわす打ち方としては次の4つがあります。
一つ目は、ブロックの上から打つ。
相手ブロッカーが明らかに自分の打点よりも低い時には、高さを生かしてブロックの上から打ち込みます。
そうすることで得点はもちろんのこと相手に精神的ダメージを与えることも出来ます。
二つ目は、ブロックの間を抜く。
ママさんバレーでは3枚つくことが多いと思いますが、割れているときにはその間を狙うようにします。
手が大きく開いているようなら手の間を狙い、どちらかにブロックが偏っているような場合は、そのサイドを抜くようにして打ち込みます。
三つめはリバウンドをとること。
特に目の前に相手ブロックがついていて、そのまま強打すればシャットアウトされそうなときには、ボールをブロックに押し付けるようにして当て、リバウンドをとってそこから攻撃をやり直します。
四つ目は、相手ブロックのアンテナ側の指先や腕に当て、コートの外に弾きだします。
その際に、ブロックにボールを当ててワンタッチを誘うには、ブロックが落ちかけのところの指を狙って、上気味にスパイクを打っと決まりやすです。
更にフェイントでは、体の向きと関係なくボールが落とせるようにしましょう。
最初からボールを落とす位置に体や手を向けていると、どこを狙っているのかがわかってしまいます。
その為、ボールに触った瞬間に手首をきかせて、手のひらでボールを操作するようにします。
これはスパイクのタイミングが合わなった時などにも、チャンスボールで返すよりも、人のいないところを狙ってフェイントしたほうが効果的です。
なので、じっくりどこが穴があるか見ておきましょう。
いずれにしても、ママさんバレーでもスパイクの決定力を上げるには、相手をかわすような打ち方を覚えていくことが重要です。
ただ、フルスイングするとミートが上手く出来なかったり、アウトになったりするという人は、しっかアタックの打ち方の基本を身につけるようにしていきましょう。
なお、コロナウイルスの感染拡大などもあり大会が中止になることも増えていますが、そういうときこそ自宅でしっか映像で学ぶと良いかと思います。