スパイクがかぶる
ママさんバレーで、スパイクがかぶっていると言われませんか?スパイクでかぶるとは、ミートする時にボールの位置が体の前ではなく、後方になってしまうことです。
打球にも体重が乗らないので鋭く打てなかったり、コートの後方に打ち出しやすくなってしまいます。特にママさんでこのようなスパイクの悩みも少なくないでしょう。
これを直すには、鼻の前くらいでボールを捕えるくらいに極端に前でミートするくらいの気持ちで打ってみると良いですね。
一番良いのは、左肩と右目、右手が一直線に結んだ斜め前方でとらえるのが理想です。このポジションで打つと、かぶらないで打てます。
また、打つ時にお腹が出ていると頭より後方でとらえていることになるので、その時点でダメです。正しいしい姿勢で行うと、胸と肩が前にあるようになります。
その為には正しい踏み切りが大切になります。例えば、トスの落下点よりも前で踏み切ってしまうとかぶるような打ち方になってしまい、肩や腰などにも負担が掛かり故障の原因にもなります。
どんなトスが上がっても、しっかりした踏み切りが出来るようにすることが大切で、頭で正しいフォームをイメージして、1回ずつ確認しながら反復練習を繰り返し、体で覚え込ませるようにしましょう。
なお、スポーツには怪我はつきもので、やむを得ない事故によるものは、いくら気をつけていても防げない面もあります。
ですが、バレーボールではスパイクの打ち方など、正しいやり方を身につけて日頃から注意しておくことで、予防出来ることもたくさんあります。
特にママさんはご家族の理解があってのバレーボールなので、怪我には十分に注意する必要がありますね。
50、60歳になっても楽しく元気にプレーしている方も見かけますが、それは普段から健康管理や体力維持に努めているのはもちん、基本を正しく習得しているからです。