ママさんバレーが上手くなりたい!不器用な人の方が最終的に伸びる!?
ママさんバレーをはじめた初心者なの人なら、早く上手くなりたいと思っているでしょう。。
はじめて9人制のママさんバレーを練習するとき、数時間でサーブがコートに入るようになる人もいれば、何年もママさんバレーをやっていも、サーブがなかなか上達しないという人もいます。
バレーボールなどのスポーツに向き不向きがあるかといえば、特定のスポーツに向いている人、いわゆる運動神経が発達している人とそうでない人がいるのは本当でしょう。
ですが、あらゆるスポーツをこなせる運動神経を持つ人はほとんどいないと私は思っています。
例えば、バスケットボールのスーパースターだったマイケル・ジョーダン選手はプレーを一度でも見たことがある人なら、運動神経に関しては誰もが認めると思います。
しかし、彼がたぐいまれな素質を発揮できたのはバスケットボールだけです。
一時期、メジャーリーグに挑戦してましたが、結局はマイナーでのプレーが多くお世辞にも一流のメジャーリーガーとは呼べませんでした。
ママさんバレーにおいても運動神経が優れていて器用な人は短期間で上達しますが、早い時期に停滞が始まります。
一方、不器用な人は、サーブ一つとってもなかなか上達しないのですが、努力をしているうちに着実に上達していき、最終的には器用な人に追いつくのです。
バレー選手でも思いのほか、不器用な晩成型の選手が多いのです。
もっと言えば、才能や体格のハンデは少々あったほうが大成でき上手くなるのではないかと私は考えています。
実際、元オリンピック銅メダリストの江上由美さんは、身長が175センチしかなく、運動神経もいいほうではなかったとおっしゃっています。
当時の日立の山田監督に「お前は下手だ」と幾度となく叱られながらも、血がにじむような練習により、運動神経ではなく上手さで世界的なセンタープレイヤーとして活躍されているわけです。
もし、世界のトップ選手と同じように180センチ、190センチと身長やずば抜けた才能があったのなら、彼女は世界の名センターといわれるほど有名なバレーボール選手になれていなかったのかもしれません。
バレーボールなどのスポーツは、運動神経が良いことにこしたことはありませんが、バレーボールにおける成功は運動神経だけで決まるほど、単純ではないということですね。
むしろ、運動神経や身長などの点で少し劣っていた方がいいのです。
その劣っている点を意識して正しく努力を積み重ねることで大成するわけです。
何よりママさんバレーには色々なポジションがあるので、運動神経がよくなくてもできるスポーツで、自分の得意とするものが必ず見つかります。
また、「なんでもそこそこ上手い」という人は、えてして大成しないことが多いので、自分が器用だと思ったら油断しないことが大切です。
なので、ママさんバレーは不器用な人のほうが最終的には伸びる、上手くなると心得て、基本をおろそかにせず、楽しくママさんバレーに励みましょう。
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