データをとって戦術に生かそう
ママさんバレーでもデーターをとって戦術に活かすことは大切です。
そもそもバレーボールに限らずどんな球技でも相手チームの弱いところを狙うというのが鉄則です。
例えば、相手チームのレセプション(サーブレシーブ)の成功率を戦術に利用します。
それにはまず、セットの終わりのタイミングで、サーブレシーブのミスが多いポジションの選手をチェツクして、サーブの標的として定めます。
一度決めたら、チーム全員で狙い続けるようにするのです。
サーブレシーブの成功率の低い選手は、レセプションに対して苦手意識があります。
その為、狙われていることがわかると、心理的にかなりのプレッシャーになり、ミスを続けて繰り返す可能性も高くなります。
この時には、しっこいくらい狙うのが大切なポイント。
ただ、比較的レセプションが安定しているママさんチームもあり、際立ってミスする選手がいない場合もあるでしょう。
そのようなときには、レセプションに限定せず、スパイクでもディグでもいいので、どのようなプレーでもラリーを途切れる原因になった選手を狙います。
というのもミスした選手というのは少なからず自責の念を感じているものなので、さらにその選手を狙ってプレッシャーをかけていくようにするわけです。
そして、もしレセプションでもミスをするようなら、チームのサーブの標的にするといいでしょう。
正直、勝つためとは言え、あまり気持ちが良いとは個人的には思いませんが、ママさんバレーもスポーツ競技なので仕方ないことかもしれません。
そうしたこともあるので、とにかく強い気持ちを持つて、自分のところに常にボールが来ると思っておくことが大事。
その為にも、しっかり基本技術を身につけることが大切です。
また、仲間が苦しんでいるときには手を差し伸べ、自分が苦しんでいるいるときには仲間に助けてもらうというようなチームワーク作りが大切です。
なお、データーの取り方はパソコンを使っても良いですし、手書きでも構いません。
試合では、全てのプレーを記録するというのがデーターバレーの基本になります。
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